徳林寺の歴史
名古屋市天白区の山林、相生山にひっそりと佇む徳林寺。曹洞宗大本山総持寺の中興の祖ともいわれる牧牛素堂禅師によって明治時代に開かれ、五代にわたってこの地を見守ってきました。本尊には泰国から持ち帰られた釈迦牟尼仏像が安置されています。このような禅宗のお寺としての歴史を持ちつつ、歴代住職の自由気ままなあり方から、徳林寺にはどこかのんびりとした雰囲気につつまれています。
現住職・秀暢和尚はネパールにて10年間を過ごし、その当時、ほとんど野ざらしであったサンスクリット写本の保全活動に取り組みました。その縁もあって、現在多くのネパール人が徳林寺と関わりを持っています。また、本堂前のタルチョは徳林寺のシンボルになっています。
徳林寺の中には、DIYや野菜作り、パン作りなど、さまざまな活動をする人たちがいます。その中心には毎日の座禅、食事、作務という禅寺の家風があります。もし何かひっかかるものがありましたら、徳林寺の門戸はひろく開かれておりますので、お気軽に訪れてみて下さい。
行事について
月例行事 | ||
1日 | 暁黙忌 | 当山五世暁黙慈音和尚の供養を行います。 |
土曜日 | どようカフェ | 毎週末行われる有志カフェです |
第2土曜 | つながりの朝市 | 徳林寺境内で毎月有志によりひらかれています |
年間行事 | ||
1月 | 大般若祈祷会 |
徳林寺にご縁のある方に向けて年初めの御祈祷をおこないます。 |
3月 | 春彼岸会 | 春分にご先祖様の供養をおこないます |
4月 | 花まつり | 釈尊のご生誕を祝い、八日間にわたりお祭りを開催いたします。甘茶がけ、お菓子のふるまいをふくめ、週末には多くの出店で賑わいます。 |
8月 | 盂蘭盆会 | お盆に帰って来るご先祖様をお迎えします。ご自宅にお伺いする棚経と、寺院での施食法要をおこないます。 |
9月 | 秋彼岸会 | 秋分にご先祖様の供養をおこないます。 |
11月 | 秋まつり | 豊穣の季節に、子供たちで豆菓子で曼荼羅を描くおまつりを行います。お菓子のふるまいがあります。 |
12月 | お餅つき 越年大祈祷 |
毎年12月30日にお餅つきを行い、おいしいお餅をふるまうとともに、鏡餅をつくって檀家さんにお配りしています。31日の大晦日には、太鼓を鳴らし般若心経を108回をお唱えしながら、参拝者に除夜の鐘をついていただきます。 |